あの青の世界に恋をする~青年海外協力隊奮闘記~

青年海外協力隊、2018-1次隊でウズベキスタンで活動中!活動の様子、ウズベキスタンの魅力を発信します♪

ウズベキスタンの学校でおにぎりをつくる

日本文化体験の授業の日に、おにぎりの授業をしました。

目的は2つ。

1つは、子どもたちに異文化体験(日本の食事)を体験してもらうこと。

そして、もう1つはOnigiri Actionに参加すること。

 

Onigiri Actionとは、TABLE FOR TWOという開発途上国の飢餓と、先進国の肥満や生活習慣病を改善しようという運動の一部にあたります。

おにぎりの写真を#onigiriactionというハッシュタグと一緒にSNSに投稿すると、協賛企業からの寄付が TABLE FOR TWO を通して、アフリカやアジアの国の学校給食へとなって届けられるそうです。1枚のおにぎりの写真が5人分の学校給食となるのです。おにぎりの授業をする前に、この話を生徒にしたところ、喜んで協力したいと言ってくれました。

 

さて、おにぎりの授業の当日。みんなとても楽しみにしながら授業に来てくれました。初めて目にする海苔。初めて目にするふりかけ。初めて目にする魚の缶詰。いろいろなものに興味津々でした。みんな上手に三角形を作り、いざ食べるところで子どもたちに戸惑いの表情が・・・笑。

 

ウズベキスタンでは真っ白のご飯をそのまま食べるということがあまりありません。スープの中に入れたり、肉とまぜて野菜に詰めてゆでたり、何か濃い味付けの中に入れて食べることが多いのです。そのためふりかけや具を混ぜたとはいえ、真っ白いままのご飯を食べることに抵抗があったようでした。また、海苔も初めて食べるということで、真っ黒い得体の知らないものを口に入れるのが怖かったようです。恐る恐るちびちび食べていました。ということで、初めてのおにぎり教室は生徒たちには刺激的な異文化体験の場となったようでした。笑

 

残ったご飯と海苔をつかって、その場で巻き寿司を作ってみました。こちらも、恐る恐る食べていましたが、おいしかったようで好評でした。先生方にも試食してもらいましたが、おいしいといって食べてくれた先生が多く、嬉しかったです。きゅうりの漬物も人気でした。

 

おにぎりアクションは11月20日まで。みなさんもぜひおにぎりを通して、国際協力をしてみませんか。

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