日本からウズベキスタンへの贈り物
在籍校でウズベキスタン展を実施している間、「日本文化体験グッズ回収BOX」を設置させていただきました。
事前にポスターを作成し、学校に送ったものを国際理解担当の先生が校内に掲示しくださいました。そのため、初日から生徒や先生方がいろいろとものを持ってきてくださいました。
ウズベキスタンでは現在、国の方針で他国の文化や言語を学ぶことが大切だとされています。しかし、国内では日本のものはほとんど手に入りませんし、例え手に入ったとしてもものすごく高くてなかなか買うことができません。
自分の授業の中では、現地で打っている紙を使って折り紙をしたり、書道でも半紙ではなく、現地でも手に入るA4の紙を使ったりなど、なるべく現地のもので代用できる形で授業をしています。しかし、やはり「本物」に触れさせてあげたいんです。日本の折り紙で折り紙をするときの子どもたちの目の輝き、本当に嬉しそうに大事に折り紙を扱う様子を見ていると、やっぱり日本のものにもっと触れさせたいと思ってしまいます。
そこで、今回在籍校に折り紙や書道の筆などの寄付を募りました。すると多くの寄付が集まりました。とても嬉しかったです。
本当はスーツケースに入れて持って帰ろうと思ったのですが…結構な重さになってしまったので、SAL便で送ることにしました。今頃世界のどこかにこの荷物があることでしょう。どうか、どうか、無事にウズベキスタンに届いてください。