ウズベキスタンで突然決まるイベントに翻弄される
先週、突然先生たちが会議に行ってくる、といいいなくなりました。
会議方戻ってきた英語の先生に、
「2日後、クラブ活動について紹介するイベントがあるから、あなたのクラブを紹介しなさい。」
と、突然言われました。学校に偉い人が来るそうで、その人が来るのに合わせてイベントを設定したようです。
内容を相談すると、今までの日本文化体験のクラブ活動で生徒が作った折り紙や書道の作品を展示してほしいとのこと。そのくらいのことなら突然言われても大丈夫、とほっと胸をなでおろす。
2日後、イベント当日。
朝玄関で会った校長先生に、
「クラブの子に書道の実演をさせなさい!」
と急に言われる。
そんなことを言われても、書道の道具は全部アパートにある。
作品を見せろとしか言われてないし、今日は書道の日じゃないから道具は学校にない、と伝えると、「今すぐ家に帰って取ってこい。」と。せっかく40分かけて学校に来たのに、滞在時間3分でアパートに戻る羽目に。
急いで書道の道具をもって学校に戻り、私のクラブの生徒たちを探してお願いに行くと、なんとみんな授業とかぶっていたり、他のクラブに連れていかれて生徒がつかまらない。
準備はまだか、と怒鳴られながら途方に暮れていると…なんとか低学年の子たちが手伝ってくれることになり、一安心。
クラブ活動の紹介は、書道の作品展示、書道の実演、折り紙の作品展示、折り紙の実演をしました。また、クラブの様子が分かるように印刷して持って行った写真が好評で、多くの生徒たちが写真を見て興味をもってくれたようでした。普段どんな活動をしているのか、一部の人にしか伝わっていなかったので、これを機に多くの人に知ってもらってよかったです。
理不尽に怒鳴られたり、時間通りや計画通りにいかなかったり、人によって言うことがコロコロ変わったり、意見や話に耳を傾けてもらえなかったり…赴任したばかりのときは何かある度に悩んでいましたが、だんだん慣れてきました。
ここはウズベキスタン。
日本じゃない。
でも合わせてばかりいないで、私も譲れないところはきちんと伝えながら歩みあえるようにしていきたいと改めて思った1日でした。