ウズベキスタンで日本を紹介するイベント
12月14日(金)、学校で日本を紹介するイベントを「無事に」実施することができました。
「無事に」というのも…
数日前に「日程変更になったらしい」と言われたり、
リハーサルの日に会場を使わせてもらえなかったり、
当日も会場の鍵を持っている先生がなかなか学校に来なかったり…
まぁ、いろいろとありました。笑
しかし、初回にしてはうまくいったかな、と思います。
ウズベキスタンには国全体で子どもたちや青少年を支援するためのYoshlar Ittifoqiという組織があります。今回のイベントは配属先の学校のYoshlar Ittifoqiの人が地区のYoshlar Ittifoqiの幹部の人を招待したいということで行われました。
前日から会場準備を行いました。
折り鶴や書道、切り紙は英語クラブの子どもたちが頑張って作成してくれました。
当日は、まず日本について紹介するプレゼンテーションを行いました。
全部英語でしてほしいと言われましたが、きっと子どもたちの英語力では全部理解できる生徒は少ないと思ったため、何度もウズベク語の説明の必要ないか確認しました。ウズベク語の説明も、通訳も必要ないと言われたのですが…
結局、現地の英語の先生が急に通訳を始め、1枚のスライドの説明に2倍の時間がかかってしまい、時間の関係で準備したスライドの半分以上はカットしなければならなくなりました。1番紹介したかった内容を伝えられなかったのが心残りですが、次回のためにとっておこうと思います。
次に、英語クラブの生徒たちが授業で体験した折り紙、切り紙、書道の紹介を英語で発表しました。みんな緊張しながらもキレイな英語で発表してくれました。
そして、日本の歌の紹介をしました。
まずは私が「朧月夜」の独唱をしました。
歌詞を間違えましたが…なんだか好評で嬉しかったです。笑
その後、3年生~7年生の英語クラブの子どもたちが「上を向いて歩こう」を合唱しました。短期間でしたが、みんな覚えるのが早くて当日は歌詞を見ないで歌うことができました。
最後は日本の踊りを披露しました。私のふるさとの盆踊りを紹介しました。浴衣姿の生徒たちを見て、会場の人たちが喜んでくれました。全員の着付けに約1時間ほどかかりましたが…頑張って着せて良かったです。
イベントの後には、地区のYoshlar Ittifoqiの方から表彰され、贈り物をいただきました。準備を頑張ってくれた生徒たちも表彰していただき、みんなとても嬉しそうでした。
JICAからも調整員の方や、他の隊員の方も観に来てくださったのがとても嬉しく、心強く感じました。
反省点も多々ありますが、まずは多くの児童・生徒、先生方に日本の基本的な情報を伝えることはできたと思います。また、児童・生徒の活躍の場を設定できたことが今回とても良かったと思います。
1月からは日本語のクラブ活動が始まるので、次回のイベントはその生徒たちの学習が生かされる場となるように計画していきたいと思います。