あの青の世界に恋をする~青年海外協力隊奮闘記~

青年海外協力隊、2018-1次隊でウズベキスタンで活動中!活動の様子、ウズベキスタンの魅力を発信します♪

1日に2回もタクシーがタダになった話

普段は地下鉄で職場に行っていますが、昨日は荷物がとても多かったのでタクシーで行くことに。

 

ウズベキスタンにはタクシーを呼ぶアプリがあり、迎えに来てほしい場所と目的地を入力すると、料金が表示され、その料金で良ければ近くにいるタクシーを呼んでくれます。

  

この日もアプリでタクシーを呼ぶとあと1分で来る、ということで急いで外に出ました。すると、外に出た瞬間すぐにタクシーが来たので、運転手さんにタクシーのアプリ会社を確認してすぐに乗り込みました。いつもはナンバープレートを確認してから乗るのですが…なぜかこの日は忘れていたのです。荷物で手が塞がっていたので、携帯も確認しないで乗ってしまいました。

 

しばらくして、いつも通る道と違うことに気づき…しかも乗ったはずのタクシーの運転手から「着いたけど今どこにいるのか?」というようなメッセージが来たのです。

 

あれ?

何かがおかしい…。

 

今乗っているタクシーの運転手にタクシーの予約画面を見せて「あなたの車はこれ?」と聞くと…違うことが判明!なんと、同じ時に近くでタクシーを呼んだ人がいて、私はその人が呼んだ違うタクシーに乗ってしまったらしいのです。

 

このタクシーのアプリは運転手と連絡がとれるようになっているので、すぐに運転手さん同士が連絡を取り合ってくれ、私はそのまま今の運転手さんが職場まで連れて行ってくれ、私が乗る予定だったタクシーの運転手さんは、今の運転手さんが乗せる予定だったお客さんを連れていってくれることになりました。

 

運転手さんもアプリでたまにこういう問題が起きるんだよ~といい、ちゃんと確認しないで乗せてごめんねといい、降りるときにお金を払おうとしたら問題が起きたからお金はいらないよ、といってタダにしてくれました。

 

問題を起こしたのは私なんだけどな…と申し訳なく思いながらも親切に対応してくれた運転手さんに感謝でした。今度から、ちゃんとナンバープレートを確認するのを忘れないようにしようと思いました。

 

  

そして、その日の夜。

帰りが遅くなってしまったので、安全に帰るためにタクシーを呼びました。今度はちゃんナンバープレートを確認して乗りました。笑

 

ウズベク人は初対面の人でもプライベートなことを結構質問してきます。仕事や給料、家族構成などガンガン聞いてきます。このタクシーの運転手も「学生なの?」「仕事は何してるの?」「ウズベク語はどこで習ったんだ?」と質問攻め。いいウズベク語の練習になります。タクシーを降りるとき、お金を払おうとしたら…「ウズベキスタンのために働いてくれてありがとう。お金はいらないよ。」と言ってまたまたタダにしてくれました。なんて優しいんだろう…!!

 

1日の終わりに親切にしてもらい、心があったかくなった夜でした。そして1日に2回もタクシーを無料にしてもらってなんだか不思議な感じがした1日でした。

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写真はタクシーとは関係ありませんが、ウズベキスタンの布でつくられたクマのぬいぐるみです。頭にのっているのは「ドップ」と言われている民族衣装の帽子です。たまにこの帽子をかぶっているタクシー運転手さんにも出会います。