12月22日 議員選挙
先月のお話になります。
12月22日、ウズベキスタンでは選挙が行われました。いつもいろいろなことが直前に行われるウズベキスタンですが、この選挙に限っては1か月以上前から様々な場所で準備が行われていました。
ウズベキスタンでは、学校のほとんどが選挙会場になり、その会場の先生方が町内の選挙を運営しなければならないようです。そのため、ただでさえ忙しい先生方が、選挙が近づくごとに多忙になっていく様子が肌で感じられました。選挙のために教室もいくつか使えなくなり、そのために授業をする場所がないクラスや学年が教室を探し回っている姿をよく見ました。選挙のための清掃や準備、会議などもたくさんありました。
選挙までのカウントダウンがあったり、立候補している人のポスターが掲示されたり、学校に選挙に来る人たちの一覧表(誕生日や住所まで書いてあってびっくり)が張り出されたり…投票日が近付くたびに学校の中もどんどん選挙モードに。
選挙当日、校長先生が選挙に招待してくださったので、見学兼お手伝いに行きました。先生方は朝早くからスタンバイしていて、大変そうでした。数時間ごとに役員を交代していました。別室ではお茶や食事ができるようになっていたり、投票に来た方が具合が悪くなった時のために保健室担当の先生が来ていたりしました。
町内にはウズベク語話者の方、ロシア語話者の方、両方の方が生活しているので、投票用紙も2か国語準備してありました。有名な人なのか、何か役員をしている人なのか分かりませんが、投票する様子を記念撮影する人もいました。
いつ開票されて、結果はどうだったのかはよく分からないまま終わってしまいましたが、他国の選挙の様子を見ることができてとても興味深い1日でした。