あの青の世界に恋をする~青年海外協力隊奮闘記~

青年海外協力隊、2018-1次隊でウズベキスタンで活動中!活動の様子、ウズベキスタンの魅力を発信します♪

ウズベキスタンで教育実習

ウズベキスタンでは9月から10月にかけて教育実習が行われるようです。昨年はいなかったような気がしますが…今年はたくさんの大学生が教育実習に来ています。英語だけでも10人弱いるような気がします。

 

実習の期間は2カ月間。様子を見ていると、授業のある時間だけ、もしくは午前中だけ?来ているようです。カウンターパートの先生が指導を担当しているようで、「授業中の指示はなるべく英語で!」なんて指導しています。

 

そして、先月末から教育実習生が私の日本語クラブにも来ています。大学で日本語を学んでいるウズベク人の学生さんが4人。日本語の授業がある週2日、学校に来てもらい、授業見学や教材作成などをしています。

 

まだ今年度のクラブ活動が軌道に乗らず、授業見学の時間がほとんどオリエンテーションの時間だったり、生徒がなかなか集まらなかったり、授業する部屋がなかなか見つからなかったり…とても実習を受け入れる環境としては良い環境とは言えません。しかも、私も日本語教育は専門分野ではないので、心配事は山ほどありますが…将来の日本語教師になるみなさんのために少しでも貢献できればと思い、引き受けることにしました。

 

教育実習には個人的に思い入れがあります。大学生の頃、小学校の教員を目指していた私は、副免で英語の中学校と高校の免許を取るために中学校でも教育実習を行いました。その4週間が私の人生のターニングポイントとなりました。様々な問題を抱え、葛藤し、苦しんでいる生徒。他者の目を過敏なまでに気にしたり、うまく自己表現や他者理解ができずにもがく生徒。そんな生徒たちとその変化や成長を目の当たりにし、思春期を迎える子どもたちの支えになりたいと思い、中学校教師を目指すようになりました。

 

私の人生を変えた教育実習。

教育実習生を受け入れる度に、「実習生のみなさんの人生を決める大切な期間」という意識で、その時の自分にできる精一杯のことをしてきたつもりです。今回も、実習生のみなさんが少しでも充実した実習ができるといいなという思いで過ごしています。

 

今日から実習生のみなさんに授業実践もしてもらっています。早速、今日学校での初めての授業をした学生さんに感想を聞くと、「とても緊張したけど、楽しかったです。」と話してくれました。教師が授業を楽しめることが1番大切。授業をすることの楽しさを体験してもらえて良かったです。実習生のみなさんも、生徒たちも、共にいい時間になればいいなぁと思います。

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