9月21日 国際平和の日
9月21日、国際平和の日です。
これは1981年に国連総会によって制定された記念日なので、多くの国で何らかのイベントなどが行われていたのではないでしょうか。
日本にいたとき、お恥ずかしいことにこの国際平和の日についてあまり詳しく知りませんでした。昨年ウズベキスタンに来て、学校全体で平和に関する授業やイベントが開かれていたのがとても印象に残りました。
今年も私の活動先の学校では、国際平和の日に向けて各クラスが作品を作って展示をしていました。どのクラスも、平和の象徴である鳩を紙や綿でつくって展示したり、鳩の絵を描いたりしていました。
家で鳩を飼っている生徒が鳩を連れてきて展示していました。笑
ウズベキスタンは平和で安全な国です。(もしかしたら日本より安全かも…?)平和であるがゆえに、「平和」に関しての意識も高いように感じます。これは宗教的な背景、歴史的な背景、様々な影響を受けていると思います。平和の日や、追憶の日、憲法記念日や独立記念日を国を挙げて大規模に祝うことを通して、国民一人一人が平和のありがたさや平和の大切さを感じたり、「平和」について意識したりすることができることも一因だと思います。
ちなみに、9月21日の国際平和の日には、ニューヨークの国連本部では事務総長が世界平和の鐘を鳴らすそうです。これは世界中の硬貨を熔かし合わせて一つの鐘にしたものです。第二次世界大戦後に日本でプロジェクトが始まり、世界平和を願って様々な国に設置されています。ウズベキスタンにもあります。ウズベキスタンに設置された世界平和の鐘はならされることがあるのだろうか…とちょっと気になりながら過ごして1日でした。