9月4日 ウズベキスタンの入学式と始業式

9月4日、ついに新年度がスタートしました。

ウズベキスタンの学校では学校が始まる初日に入学式と始業式にあたるセレモニーが外で行われます。

午前の部に通う在校生が風船や国旗を持って集まり、外に並びます。そこへ担任の先生を先頭に、1年生が入場します。国歌を歌い、在校生の踊りがあり、新入生による詩の朗読が行われます。そして、「始まりのベル」を鳴らす大事な儀式が行われるのですが…今年は鐘が見えなかったような…笑

その後、児童・生徒たちは各教室に入り、最初の授業が行われます。最初の授業は必ず独立記念日に関する授業が行われます。どのクラスにも黒板や掲示には独立記念をお祝いする言葉や写真が掲示されていました。

1年生には大統領からのプレゼント、カバン、筆記用具類、教科書がプレゼントされていました。しかし、そのプレゼントの数が不足していたので、午後から事務の先生と一緒に他の近隣の学校をまわって、余っているプレゼントを受け取りに行きました。直前まで入学生の数が定まらないので、こういうことが起こるそうです。

午後からは、二部の生徒たちの始業式のセレモニーが行われました。午前と比べると小規模でしたが、新学期への希望に満ち溢れた表情の生徒の様子が見られました。

いよいよ始まった新年度。

私には活動終了に向けてのカウントダウンがスタートしたような感覚になりました。残された期間に子どもたちのためにできること、ウズベキスタンのためにできること、いろいろと今後の可能性を見据えながら取り組んでいきます。