あの青の世界に恋をする~青年海外協力隊奮闘記~

青年海外協力隊、2018-1次隊でウズベキスタンで活動中!活動の様子、ウズベキスタンの魅力を発信します♪

ウズベキスタンの砂漠の中心で出会った素敵な家族

アヤズ・カラのユルタキャンプでステキな家族に出会いました。お父さん、お母さん、高校生の息子の3人で来ていたその家族はノルウェー出身の方でした。お父さんはノルウェーで生活し、母と息子はアゼルバイジャンで生活し、娘さんはカナダに留学中だそうです。昔から、時間を見つけてはいろいろな国を家族で旅行するのを楽しみにしている、という一家でした。みなさん英語が堪能だったので、会話も弾み、とても楽しい時間を過ごさせてもらいました。

 

お父さんは「家族は本当に大切で素晴らしい。しかし離れて暮らすのは愛しているからこそ苦しい時もある」とおっしゃっていました。離れていた時間を埋めるかのように、愛に溢れた素敵な時間が3人の中に流れていました。私はお邪魔虫だった気が…笑。

 

その一家とは夕食と朝食の時間を一緒に過ごしました。他に、お互いのドライバーも一緒でした。その一家はとても好奇心が旺盛で、今までいろいろとドライバーに質問したかったみたいなのですが、言葉が分からずに聞けずにいたそうです。私がウズベク語ができると知った瞬間、ドライバーへの質問をたくさんしてきました。通訳みたいなことができて楽しかったです。経済や開発のことなど、私も勉強になったことがたくさんありました。

 

自分の目で世界の様子を見つめる、というこの一家の生き方がとても魅力的でした。今は情報社会で、一瞬で情報を得ることも可能ですが、その情報が本当かどうかは分からないことも多くあります。自分の目で見て、自分で感じて、知ること。もちろんお金も時間もかかりますが、それに勝るものは無いと私は思います。だからこそ、私も旅が好きで、その社会や文化を自分の目で見て感じることに価値を見出しているのだと、この一家に出会って改めて実感しました。

 

この一家とは、アヤズ・カラで別れてヒヴァに戻った後にレストランで再会しました。その再会をお母さんがとっても喜んで、ハグをしてくれたのが印象的でした。

 

離れていてもお互いへの愛に溢れている素敵な家族。どこにいても、愛する人のことを信頼し、お互いの生き方を尊重し合える家族。家族のカタチや個人の生き方は様々だと思いますが、私も愛で繋がった絆を大切にしていこうと思いました。

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ユルタキャンプにはこんな素敵なブランコもありました。地平線を眺めながら風を切る。とても気持ち良かったです♪