あの青の世界に恋をする~青年海外協力隊奮闘記~

青年海外協力隊、2018-1次隊でウズベキスタンで活動中!活動の様子、ウズベキスタンの魅力を発信します♪

ウズベキスタンで日本語弁論大会の審査員

3月2日(土)、第27回ウズベキスタン日本語弁論大会が開催されました。今回、私は審査員として参加させてもらいました。

f:id:toshbaqa:20190306020958j:plain


 ウズベキスタン中の日本語教育機関から予選を勝ち抜いた20名が集まり、日本語で各々の主張を熱く語りました。テーマは自由で、日本の好きなものや、自分にとって大切なもの、大切なことを教えてくれた出会いや経験について、いじめの問題、ウズベキスタンの社会の問題点、など、様々な視点からの主張で、聞いていてとても面白かったです。

 

 

どの発表者も、とても流暢に日本語を話していてとても驚きました。この日本語のレベルに到達するまでに、並々ならぬ努力をしてきたことでしょう。審査をしていて、甲乙つけがたく、とても悩みました。スピーチの後に質問タイムがあり、そこで本当の日本語運用能力が垣間見えました。そこで差がついたかな?という感じです。

 

母語であっても、人の心に訴える話をすることは難しいと思います。どの語彙を使えば効果的に伝えられるか、どの順序で話せばいいか、イントネーションや間の取り方…など、何か一つでも変えれば、違ったように伝わってしまいます。また、話し方次第で、ある人の心には響くかもしれませんが、ある人には全く伝わらないなんてこともあるでしょう。また、聞き手の背景知識や経験によっても、話の受け取り方、理解の仕方は様々です。そんなことを考えてると、弁論大会で発表してくれた弁論者のみなさんは本当にすごいなぁと心から尊敬の念を覚えました。

 

この大会の上位4名はキルギスで開かれる中央アジア大会に進出するそうです。ウズベキスタン代表としてぜひ頑張ってほしいと思います。そして、きっと、この大会に出場していた方々はゆくゆくは日本とウズベキスタンの懸け橋になっていく人たちなんだと思います。今後の活躍を心から応援したいと思います。

 

私も活動先で日本語教え始めて約1カ月が経とうとしています。現在日本語クラブに参加してくれている子どもたちの中から日本語をこの先も学び続け、将来日本とウズベキスタンの懸け橋となるような人が出てきたらとても嬉しいです。そんな日を夢見て、日々の活動に精一杯取り組みたいと思います。

f:id:toshbaqa:20190306020258j:plain

 

大会の様子の記事(英語版)があったので、一緒にupします♪

https://fledu.uz/en/itogi-27-go-respublikanskogo-konkurs-oratorskogo-iskusstva-na-yaponskom-yazyke/