あの青の世界に恋をする~青年海外協力隊奮闘記~

青年海外協力隊、2018-1次隊でウズベキスタンで活動中!活動の様子、ウズベキスタンの魅力を発信します♪

ウズベキスタンのコロナウイルス対策

ご無沙汰しております。

年明けから活動の終盤の3月初旬にかけて、活動が波に乗り、お陰様でとっても充実した2カ月を過ごすことができました。活動が忙しすぎて、ブログの更新を放置してしまいました。日本でブログを読んでくださっている方の中には「ブログの更新が無いけど大丈夫?」と心配してくださる方も。大丈夫です!元気に過ごしています。

 

ウズベキスタンでもついにコロナウイルス感染者が出てしまい、あれよあれよという間に感染者数が増えています。国内でコロナウイルスを流行らせないために、日々新たな法律がつくられ、国を挙げて感染予防に取り組んでいます。どんなことが実際に行われているかと言うと…

・国境封鎖

・国際線の停止

・国内の公共交通機関の停止

・飲食店、娯楽施設等の営業停止(宅配サービスのみ可)

・公共の場でのマスクの義務化(マスクをしないと罰金)

・学校等教育機関の休止

・結婚式等大人数が集まる行事、イベントなどの禁止

・集会の禁止

・・・

などなど。

いつも人で賑わっている首都の中心部もひっそりと静まり返り、閑散としています。みんながマスクをし、ゴム手袋をし、ありとあらゆる場所やものが数時間おきに消毒され…この1週間での国内の変わりようはすさまじいです。

 

そして、このコロナウイルス関連の「国境封鎖」、「国際線停止」の影響をもろに受け、現在私はウズベキスタンに閉じ込められている状況です。本来であれば先週のうちに任期を終え、帰国している予定だったのですが…。

 

JICAではコロナウイルスの影響を受け、世界中に派遣されている全隊員を日本に帰国させる、という措置をとっています。中には任期の途中で悔しい思いを抱えながら帰国する隊員もいたことでしょう。急な帰国が決まり、同僚やお世話になった仲間に挨拶もできずに慌てて国を後にした隊員もいることでしょう。私のように国境が封鎖され、無事に帰国できるのだろうか…と不安に過ごす隊員もいるはずです。任地ではアジア人というだけでコロナウイルスだと差別され、日本への帰国後は海外から帰国した人だと白い目で見られ…居心地の悪さを感じている隊員もたくさんいると思います。悔しさ、無念さ、憤り、不安…。多くの隊員がそれぞれいろいろな思いを抱えてそれぞれの場で過ごしていることと思います。

 

帰国できていない隊員のみなさんが、安全に日本に帰国できますように。

一刻も早くコロナウイルスが終息しますように。

任期を残した一時帰国の隊員のみなさんが、一刻も早く任地に戻れますように。

 

日本の職場に予定通り復帰できず、申し訳なさ過ぎて、心苦しすぎて、仕方ないですが、今の自分にできること、すべきことに責任をもって取り組みながら帰国便を待ちたいと思います。

 

帰国のために最前線で尽力してくださっている大使館やJICAなど関係機関の皆様には感謝しかありません。この場を借りてお礼申し上げます。

 

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