あの青の世界に恋をする~青年海外協力隊奮闘記~

青年海外協力隊、2018-1次隊でウズベキスタンで活動中!活動の様子、ウズベキスタンの魅力を発信します♪

ウズベキスタンでアイススケートと映画

11月9日(金)、8年生(日本でいう中学2年生)と一緒にお出かけをしました。

希望者が学校に集合して行くのですが、参加者全員が集まって出発できたのは集合時間の40分後…。ウズタイムが流れています。

 

時間を守るのが当たり前、

5分前行動が当たり前、

少しでも遅れたら謝るのが当たり前、

 

という日本とは明らかに時間に対する感覚が異なります。

最初はこれが結構ストレスでしたが、最近は慣れてきました。

でもやっぱり遅れるのは嫌なので、早めに行動してひたすら待つ、というのが私のスタイルになっています。

 

さて、8年生との行先はNEXTという名前のショッピングセンター。

その一角にアイススケート場や恐竜の博物館、フードコートがあります。

 

アイススケートは人生で2回目。

人生初のスケートは10年前にカナダのモントリオールに語学留学をしていたとき。

そして2回目のスケートはウズベキスタン。

日本ではスケートをしたことがありません。笑

 

なので、日本のスケート場との比較はできませんが…。

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まずは靴を借りるところでつまづく。

自分の靴のサイズが分からない。

一緒に行った生徒たちが私と足を比べて、サイズを決めてくれる。

そしていざスケートリンクへ行くが…壁につかまって立っているのがやっと。笑

そんな様子を見ていた引率の先生が、つかまって滑れる動物型のオブジェをレンタルしてくれる。

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だんだん滑っているうちに、慣れてきて、最後はなにもなくても1周ゆっくり滑れるようになりました♪スキーやスノーボードは好きなので、なんとなくその感覚と似ているなぁ…と思いました。

 

お昼を食べた後は映画へ。

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ウズベク語で映画は大丈夫かなぁ…と思いましたが、映像のおかげでストーリーは分かるし、何となく聞いたことがある単語やフレーズが増えてきたなぁと思いました。

ただ、悲しいラブストーリーで、観た後は気分が下がってしまいました…。

 

ウズベキスタンの学校では、金曜日に校外へ出かける学校が多いようです。クラス単位だったり、希望者を募って行くようです。スケートリンクやNEXTのフードコートにも学校で来ている様子の子どもたちが多くいました。

 

日本の公立学校だと、どうしてもこういう行事は全員参加でないと…とか、校外学習は目的があって、事前学習、当日、事後学習の上でその目的を達成すべきだ…とか、いろいろと制限があります。もちろん、それで得られるものも多いと思いますが、今回のように手軽に、多様なことができないのも確かです。

 

今回同行させてもらったのは、行きたい人が行って楽しむ、という学びの場というよりは、手軽にできる社会経験イベントみたいなものでした。きっと、こういう形の校外学習がウズベキスタンの学校や社会の中では合っていて、実施可能なのだと思いますが、これだと仲良しの友だちと行くのと変わりないなぁ…と感じてしまう自分は、まだまだ日本のものさしで物事を見たり、考えたりしてしまっているのだと実感しています。

 

できるだけ真っ新な視点で物事を見つめ、勝手な価値判断をしないように気を付けていきたいものです。