城壁の町、ヒヴァ
ウズベキスタンの公立学校は3月21日のナウルーズの日から1週間春休みのようなお休みの期間でした。その休暇を利用して、Khiva(ヒヴァ)とウズベキスタンの中の唯一の自治地区カラカルパクスタン共和国に行ってきました。
まずはヒヴァのお話。
ヒヴァに行くのは実は2回目。1度新年に日本から来てくれたお客さんと共に行ってきました。しかし、ウズベキスタンは冬は寒いので観光はオフシーズン。天気が悪くて寒い挙句にいろいろな場所が閉まっていて少し残念でした。それでも十分楽しめましたが♪
今回は晴天に恵まれ、青空がヒヴァの街にとても映えていました。お土産屋さんがたくさん出店しており、地元の人や観光客であふれ、とても賑やかでした。
ヒヴァはホラズム州に位置している二重の城壁に囲まれた町で、内側の城壁に囲まれた内城「イチャン・カラ」の中には多くのモスクやメドレセ、ミナレットをはじめとする多くの遺跡があります。1990年にはUNESCOの世界文化遺産にも登録されています。イチャン・カラは多くの観光客が訪れるだけでなく、現地の人たちが生活している家もあり、現地の人の日常生活も垣間見ることができます。
イチャン・カラには東西南北に門があります。北門から城壁の上に上がれる階段がある、という情報をホテルの人が教えてくれたので、さっそく行ってみました。この城壁が街を囲んでいます。
ヒヴァの有名どころ、カルタ・ミノル。これは実は未完成の塔だそうです。
ジュマ・モスク。ここは213本の木の柱が等間隔に並んでいます。天窓から入り込む自然光で神秘的な雰囲気です。柱の彫刻が1本1本異なっていて、どれも美しです。
ここにはミナレット(塔)があります。階段は暗くて狭いですが、上からの眺めはとてもいいです。
ヒヴァにはもうひとつ高いミナレットがあります。(上の写真に写っている塔です。)確か階段は100段以上あったと思います。1月に来た時にのぼってみましたが、直後から足ががくがくして、その後1週間くらい筋肉痛に苦しみました…ので、今回はのぼりませんでした。景色はとってもいいですよ♪
夕暮れ時にクフナ・アリの中から行ける有料の展望台にいきました。ここも眺めが良い場所でおすすめです。19時に閉まってしまうので、夕日が沈むところまではみれませんでしたが、美しい街の様子を眺めながらのんびり過ごすことができます。
どうしても夕日が沈むところまで見届けたいと思い、テラスがあるレストランで夕食を食べながら夕焼けから夜にかわっていく様子を眺めました。
夜はライトアップされ、昼間とはまた違った雰囲気を味わえます。
メドレセとオリオン座の組み合わせもステキでした♪